キンデンタルクリニックではコロナウィルス感染の危険性が危惧されたきた年初より、

以前にも増して院内感染対策をして徹底し診察に取り組んでおりました。しかし、

4月8日に厚生労働省よりコロナウィルス院内感染防止の観点より

「現状での歯科治療は応急処置にとどめることや、緊急性がないと考えられる治療については

延期することなども考慮すること」との要請を受けたことを踏まえ、当面の間、通常の診療範囲より

更に院内感染の恐れの低い範囲内の治療に留める事を徹底することといたします。

よって当面の間、予告なく診療時間を短縮する事がありますので予めご承知おきください。

因みに今回のコロナウィルスは皆さま既にお分かりの通り未知の部分が多く、

感染対策にも現状では限界があります。 同業者の中には

「うちはしっかり対策しているから絶対大丈夫!」

などと謳っている医院もありますが、考えてみてください。

医科でマスクや各種医療物資が圧倒的に不足し医療崩壊が危惧されている中、

どうして歯科で「絶対大丈夫」と言い切れる感染対策を施せるのでしょうか。

正直このウィルス対策に絶対はありません。

絶対的な対策は「診察しない」事です。

経営的な事を考えれば、多少無理してでも売上を上げたい所です。

ですがしかし、私達も感染する訳にもいきませんし、うつす訳にもいきません。

こういう時にはアタフタせずに、嵐が過ぎるのをじっと待つのが唯一の正解です。

考えてみてください。沢山のスタッフを抱えている医院ではその人件費だけでも相当な負担です。

少数精鋭でやっている当院では、その負担が殆どありません。

こういうときに経営体力というものが効いてきます。当クリニックは売上目的の不必要な治療を

皆さんに押し付けることはありません。

コロナウィルスを甘く考えてはいけません。

私は歯科治療は感染拡大が収束してからやれば宜しいと考えます。