メッセージ

2000年の7月に、地元である東久留米で産声を上げ、おかげさまでKIN DENTAL CLINIC（キンデンタルクリニック）は、おかげさまで開業20年を迎えることが出来ました。

2010年に現在地に事業拡大のために、ひばりヶ丘駅前に移転して以来、こちらでも丸10年が経ち、当初は目新しく感じた当建物も「10年一昔」とは良く言ったもので、

「エントランスが分かりづらい」
「階段の昇り降りがきつい」
「自転車が留めづらい」
「電車が通る度に建物が揺れる」

等とのお声を頂く事が多くなりました。

これらを踏まえ、このたび、今後もより良い歯科医院を展開していく上で好条件・好立地の新築物件に移転することとなりました。

今回「ひばりヶ丘駅エスカレーター乗り口より徒歩10秒、バス停留所降り口正面、ほぼ専用エレベーター付き、完全バリアフリー対応の新築鉄筋コンクリート造2階」という、ひばりヶ丘というエリアにおいて歯科医院を運営する上で最強のテナントを確保することに成功しました。

今回、私にとりまして移転する唯一の目的は「患者さんを増やす」ことではありません。

「診療環境のカイゼン」です。

一般的に若手の歯科医が思った以上に経営が上手くいきますと、やれ「一日の患者数が〇〇人」だの「一か月あたりのレセプト枚数が〇〇〇枚」だの、売上が○○○万円だ、インプラントを何本打ち込んだだのと、調子に乗り誇張したがる傾向にあります。

既に通院されている方々はお分かりの通り、私にはそのような事に何の興味もありません。

赤字では困りますが、必要以上に「金目」に固執する必要もありません。私には高級車も必要ないですし、ご覧の通り自分を必要以上に良く見せようとする見栄・虚栄心もありません。

歯科医にはそれぞれに見合った「技量」というものが存在します。

私には、「歯科医師」という職業に対するプライドはありませんが、「自分の仕事に対するプライド」を強く抱いておりますゆえ、「患者さま」だのと呼び、治療を「行わせて頂く」ような、謙る気持ちは持ち合わせておりません。

今回ひばりヶ丘エリア最強の立地で「黙っていても来患数が激増する」環境を確保出来ましたことを踏まえ「今までの歯科医院には絶対にあり得ない」開放感と空間使い、そして細やかなおもてなし、基本に徹底した圧倒的技術を駆使し、「良識のある患者さん」に最高にして最強の治療環境を構築してまいります。

ひばりヶ丘駅前、急行停車駅徒歩10秒、バス停留所正面の歯科医院の立地としては最強のテナントで一般的な医院の倍以上のスペースに医療機器をフルリニューアルしての移転開業となりますと、全て新品で業者・コンサル任せにしますと、乗りに乗っけられて内装・什器・保証金など含めますとざっと見積もって7000万から下手すると1億円ぐらいボッタくられてしまいます。

日本において歯科医療機器というものは大手の３～４社がその利権をほぼ独占しており歯科医療業界は、産業としての市場規模は、その根本である「歯科診療報酬」が上がるどころか切り下げられている傾向にありここ30年以上2兆5000億円程度で変わっておりません。

ですがこの悪しき大手メーカー、及び歯科商社は業績が悪くなると例外なく直ぐに「値上げ」します。

皆さんが歯科治療をお受けになられる際に使用する「治療台（ユニット）ですが、一基あたり3～400万円、レーザー機器が数百万円、CTスキャンが1000万円以上と、とんでもない価格設定になっており、これらが「歯科治療費が高くなる」原因の主たる原因だと言って過言ではありません。

因みに「医科」では医療機器の中古品の売買は一般的に行われているのに、「歯科」ではそれが出来ません。それは何故か。

上記大手歯科機器メーカーがカルテルを結び、中古品の流通を阻止しているからです。

彼らは「自分たちが儲ける事」しか考えておりません。
売ったらそれで終わり。当然何年かすると保守対応もせず、難癖付けてまた買わせる。その繰り返し。

いい加減、その悪しき習慣と決別しあらゆる交渉・市場調査をコンサルティング会社などを使わず、私自身で徹底して行いましたことで、常識では考えられないほどの低コストで、尚且つクオリティは落とさずに、魅力に満ち溢れた医院作りを計画するに至りました。

淘汰の厳しい業界です。何も知らずに業者任せにしてあれもこれもと買わされた挙句、全く患者さんが来院せずに廃業してしまう同業者が後を絶ちません。

当院で設えた各種医療機器は、かようなほぼ新品に近いものを独自のルートで調達し
俗にいう型落ちの「新古品」を導入することで、設備投資を従来の僅か15～20％に抑えることが出来ました。

もう一度言います。15～20％引きではありません。80～85％引きで導入しております。

内装も業務用エアコンや各種工事作業のコストの市場調査を徹底的に行い、無駄を徹底的に削いで、尚且つ数社に入札方式で競合させたことで一般的なコストから3割ほどカットすることが出来ました。

また現在日本経済や私たちの生活環境の根底にまで影響を与えている、コロナウィルスに対する対策として政府や自治体が実施している各種補助金・給付金等をフル活用することで、より初期投資を抑えることが出来ました。
以上により多額の借り入れをすることもなく、ほぼ自己資金で移転費用を賄えましたので、従来と変わらず「最も早く、痛みなく保険診療で体にも、お財布にも優しい」治療方針を貫く姿勢をこれからも変えることはありません。

「移転するのにお金掛かっただろうから、高い治療勧めてくるんじゃないの？」
ご安心ください。私どもに配慮頂ける方々には、従来通りの治療方針が変わることはありません。

通院されている方には既にお分かりかと思いますが、私は「他のどの歯科医師も持ち合わせていない、患者さん皆さんのニーズを先読みする」能力に長けております。
貴方は今まで、「出来上がりが思い切り期待出来る上、コスパ最強」の歯科治療に出逢えたことはありますか？

圧倒的な技術力は勿論、両親から受け継いだ「商人」としての経営能力を駆使し、更なる高みを目指してまいります。
これからのKIN DENTAL CLINIC に、今まで以上にご期待くださいませ。
以上、よろしくお願いいたします。

金　拝