2014
1/09
大変永らくお待たせしました!「Disney Royal Dream Wedding」アップします!
シンデレラ城での結婚式ですが、
先日滞りなく執り行うことが出来ました。
結婚式当日は一週間前より天候の悪化が懸念され、
前日のニュースでも「大荒れ」の予想(=_=;)
35年振りに天に祈るような想いで
「ミッキーてるてる坊主」を作ってみたりしました。(Photo.1)
前日から披露宴会場の
「ディズニーランドホテル」に宿泊したのですが、
お天気が心配で一向に眠りにつけません(-_-;)
小雨であれば問題ないのですが、余りに風が強いと
最悪パレードが中止になることを事前に告知されており、
深夜お部屋のバルコニーに出て、正面に見える明日の会場となる
シンデレラ城を虚ろ気に眺めながら、ひたすら天に祈り続けました。
(Photo.2)
空は降りそうで降らない、ギリギリの状態。
お部屋を移動し、
お色直しで使用する最上階のお部屋に移動しました。
(Photo.3)
お付きのディズニースタッフに懸命に励してもらい、
一足早く着付けの終わった私は、担当者の
「折角ですからバルコニーに出てシンデレラ城を眺めてみませんか?」
という誘いを受け外に出てみると・・・
グラッ
建物が大きく揺れはじめ・・・
「マジかよ・・・」
式当日、茨城県を震源とする最大震度5弱を記録する地震が発生、
浦安も一瞬、
あの悪夢の東日本大震災を想起させるほどの大きな揺れを感じました。
スタッフ「大丈夫、この建物は物凄く頑丈に造ってありますから」
いやそうじゃなくて・・・
(結婚式に影響ないのかが心配なんだって)
嵐だけじゃなく、追い打ちをかけるように地震まで・・
(ご存知の方も多いと思いますが、
当日は茨城県で震度5弱を記録しました)
しかしこれで吹っ切れました。
「ここまできたらどうせなるようにしかならん。
もしパレードが中止になってもそれも我が人生。
甘んじて受け入れようぞ」と決心。
更に大地震のおまけつき。
いざ、晴れの舞台へ。(Photo.4)
笑いが止まらない方はどうぞ^-^
気持ちは完全にプリンス&プリンセス。
テンションを一気に高め、シンデレラ城へ、いざ参らん。
物凄い数です。びっくりです。
これだけの見ず知らずの人々の前で
ロイヤルに振る舞えるか考えるだけで、
普通に考えますと兎にも角にも緊張し
ガチガチになるかと思ったのですが
不思議とこれから始まる世紀のセレモニーへの期待からか、
全く緊張しません。
既にディズニーの魔法にかかっているのでしょう。
恐るべしディズニーマジック^^
当日は30周年、そしてクリスマスイベントが始
まった最初の日曜日ということもあり、
現時点で入場制限がかかっているほど、
パーク内は大変混雑しておりました。
場内放送のアナウンスが。
シンデレラ城専属の執事、メジャー・ドゥオモの案内により
シンデレラ城正面のステージに向かいます。(Photo.6)
この時点で気分は完全に国王の気分^^
当日、偶然パークにお出でになっていた多くのゲストの方々より、
沢山の拍手と祝福のお言葉を戴きました。
中には、明らかに興奮しすぎているように見受けられる方も。
その後スタッフ(キャスト)に誘導され、
結婚式会場となる城内へ。(Photo.7)
うーん、ロイヤル(自画自賛^^)
式会場は、城内にありますグランドボールルーム。
オリジナルストーリーに出てくるお城を忠実に再現した造りになっている、
その舞台で、永遠の愛を誓ったのであります。(Photo.8)
お待ちかねのプロセッション(パレード)。
セレモニーのために特別にデコレーションされた
オープンカーに乗り、パレードルートを一周します。
「いつの日か、ディズニーのパレードに出てみたい」
いい歳こいて、そんなしょうもない夢を描いておりました。
オープンカーはゆっくり、ゆっくり進みますが
私は興奮しすぎて完全に暴走モードに突入^^
沿道からは本当に、本当に沢山の見ず知らずのゲストの方々に
数多くの祝福のお言葉を掛けて戴きました。
手を振ってくださったお一人お一人に向けて、
笑顔を絶やすことなくひたすら手を振り続けました。
中には、興奮しすぎて車を追いかけてくる人も
一人二人ではありません^^
ふと気が付くと、あら、雨も風も、ピタッと止んで。
祈りと魔法が空に通じたのでしょう。
事なきを得て、無事プロセッションを終えることが出来ました。
ホッと一息。(Photo.10)
そして休む間もなく、お次は披露宴が始まります。
王子衣装からガラッと変え、
敢えてシャイニーグレーの衣装で美しい花嫁を引き立てます^^
(Photo.11)
そしてここで、ミッキー、ミニー、ドナルド、ディジーが
お祝いに駆けつけてくれました。(Photo.12・13)
皆さまご存じの通り普段、ディズニーランドに来ても
これだけ身近でキャラクターを触れ合う機会は
なかなかありません。
ですので、
披露宴にご参加いただいたゲストの方々はそりゃもう大興奮^^
完全に新郎新婦そっちのけでシャッターを押しまくってます。
興奮冷めやらぬ中、二回目のお色直しへ。
実は宴はここからが本番。
ご存じの通り、ディズニーはライセンスや知的財産に
非常に神経質なところがあり、
それを使用する以上、勝手にあれこれ出来ません。
ミッキーやミニーが来てくれると
とてつもなく盛り上がることは間違いないのですが
主役の座を持っていかれてしまいます(-_-;)
あくまでも主役は私たち二人^^
というわけで、最後のお色直しは好き勝手に
宴席の途中、会場の照明を落とし何の予告も無く
突然「シンデレラ」のオリジナルストーリーを
スクリーン上に流します。
場面は舞踏会の後、王子と二人で恋におちそうなところで
魔法が醒める12時の鐘が鳴り、
大慌てで階段を駆け下りるあのシーン。
皆さん、食い入るようにご覧になっておりました。
と、シンデレラがお城を後にしたところで上映は突然終了。
満を持してガラスの靴を持った私が会場内に登場^^
「ったく、良いところだったのに、鐘が鳴ったら突然いなくなちゃうんだもんなー」
そう、アニメのストーリーに合わせて
仕込んだ子芝居だったのです。
履いて貰います。(Photo.15)
そう前々回のブログでご紹介しました「履けるガラスの靴」は、
このために作製したのであります。
偶然声掛けした女性がピッタリ履けてしまうアクシデントにも遭遇しましたが^^
サラリと躱し、
「あの可憐で美しい女性は、いったいどこに行ってしまったのだろう・・」
と、前振り^^
ロイ・オービソンの「Oh!Pretty Woman」の曲が流れ、
ゲストの皆さんの手拍子の中
舞踏会のシンデレラの衣装をイメージしたドレスを纏い、花嫁が登場。(Photo.16)
で、履いてもらうという、ベタな展開でしたが、これがことのほか好評だったようで。
(Photo.17・18)
夢のようなひと時も、遂に魔法が解ける時がやってきました。
皆さまの満場の拍手の中、退場。(Photo.19)
外に出ると、もう真っ暗(Photo.20)
今日一日、お付き合いいただいたスタッフの方々と。(Photo.21)
私達がひたすら自分たちの世界に浸っている陰で、
何百、あるいはそれ以上の
途方もない数のキャストの目に見えないサポートに支えられ、
数々の逸話が示すように、本当に、ディズニーは夢の国。
大好きです。
そんな振舞いを、もっともっと子供たちに感動を与えられるような
歯科医を目指して、これからも磨きをかけていきたいと思います。
