2011
7/14
子供の目線、恐るべし。子供達は常に見ている。
治療の終わった子供達から、お手紙やお絵描きの絵をプレゼントされることがあります。(Photo.1)
先日いただいた絵には、私を描いてくれたみたいなのですが、その絵を見て、愕然としました。。。(良い意味で)
洗濯する時に、靴下の柄を合わせるのって結構手間がかかりますよね。
なので私は、同じ靴下をシーズンごとにまとめて何足も購入し、
まとめて洗濯する事でその手間を省くようにしています。
今シーズンは赤い靴下にしたんです。
真ん中のまいちゃんの絵を見てください。
(Photo.2)
見事に足元が赤く塗られております。。。
更にシャツは白衣に合わせるため、白の無地を着用することはあまりなく、どちらかというとヴィヴィッドな色目のストライプ柄を着る機会が多いのです。
それが見事なまでに再現されております。。。
(Photo.3)
因みにこの絵を描いた、まいちゃんは4歳です。
私と当クリニックの前田を描いてくれたなつきちゃんのイラストです。(Photo.4)
私のイラストですが、
特徴的な蝶ネクタイのフォルム、袖のシルエット、パンツのチェック柄と、
イラスト
しっかりトム・フォードっぽさを表現してくれています。
うーむ、子供達の観察力、恐るべし。
子供達は、私達が想像している以上に
大人の容姿、挙動を事細かに観察しています。
そしてその目にしたもの、耳にしたことを模倣します。
ですから、常に子供達に見られているのだという自覚を常に持ち、
業務に従事しなければなりません。
子供の来ない都心の一等地でインプラントだの審美歯科だのと、
先進医療を謳って高収益の高額治療に執心し、
マスコミなどに顔を出し、悦に浸るよりも、
子供達から貰える、この世にたった一枚しかない素敵な絵やお手紙のほうが、
私にはずっとずっと価値があります。
そのように私を信頼してくれている子供達の期待を決して裏切ることのないよう、
本日も身を引き締め、一回一回真剣勝負の診察に従事してまいります。