欧米では、TPOによって服装の規程、
いわゆるドレスコードなるものが厳然として存在します。

人々が集う場所では、その場所、時間帯によって
平服(カジュアル)、
準礼装(インフォーマルないしはセミフォーマル)、
正礼装(フォーマル)と
着て良い服装が校則の厳しい中学校以上に
事細かに規程されております。

因みにタキシードは正式には、夜の準礼装にあたります。
正礼装は正式には燕尾服なのですが、近代では簡素化され
タキシードが正礼装も兼ねていることが多いようです。

一概にタキシードといってもそのスタイルや生地はピンキリで、
その中でも今文句なしにダントツで格好良いのが
「TOM FORD」です。

瀕死の状態だった「GUCCI」を世界第三位のブランドに成長させ独立してからも
ブラッド・ピットやジョニー・デップといったハリウッドスターから
ディビッド・ベッカムや中田英寿くんなど、世界中のセレブリティがこぞって
愛用していることでも有名です。

最近では「007 慰めの報酬」で
ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドが着用し、
男性的でワイルドかつセクシーなスタイルで
一躍注目を集めました。(参照:YouTube動画)

007そんな格好良い服があることを
ボンドマニアの私が放っておくはずがありません。^^
写真
そんな訳で仕立てたのがこちらのタキシード。(Photo1)

いかがですか?そりゃもう、気分は英国MI6の詳報員。
究極のコスプレです。

この装いは、クラシックなタキシードのスタイルを
忠実に踏襲しております。

「クラシック」とは、旧い、という意味に
捉えられる方も多いかと思いますが
「時代の変化に左右されない、変わらない、高級なもの」
というのが正しい意味なのです。
「いつの時代でも真に良いものは、実は不変なのです。」

当クリニックでは、取引している全ての業者さんおよびスタッフに
服装・身だしなみの注意、指導を徹底して行なっております。
服装のだらしない業者とは絶対に取引きしません。
服装は人そのものを表しています。
それがだらしないということは、生活習慣も、仕事に対する責任感もだらしなく見えてしまいます。
それを注意しない会社もその姿勢から信用できません。
前にも触れましたが、ネクタイを締める行為というのは
いわゆる「仕事モードのスイッチをオンにする」行為に他ならず
そのネクタイを緩めて取引先の人前に出てくるということは
中途半端な仕事しか出来ない人に映ってしまいます。

私は、私共のことをWEB上で目に留め、おいでくださった方々に
きちんとした、最高の仕事が提供出来ることをご理解いただくのに
きちんとした服装でいることが、私共を信用していただく第一歩であると信じて疑いません。
私が数々のホテルマンから学んだものは、
こういった脈々と受け継がれるイズムであることに他なりません。

本日も最高の状態で皆さまをお迎えいたします。